フランス原産のレッドブロー種という、弾力がありしっかりした肉質に定評のある鶏です。
農林水産省の定める地鶏指定品種ではないため、区分は銘柄鶏ですが、地鶏の定義に沿った方法で飼育しています。

エサについて
「株式会社 久米島の久米仙」の泡盛の酒粕を約1週間発酵させ、飼料に混ぜて与えています。
それにより、長い飼育日数でも肉が固くならず、鶏特有の臭みも軽減。
鶏舎の臭いも改善され、鶏の住環境も快適になります。
また、ウコンや月桃など沖縄伝統の植物をサプリメントとしてブレンドし、内臓を強くすることで健康な鶏に育てています。

生産から加工まで
飼育日数
一般的なブロイラーは日齢40~50日で出荷するところ、久米島赤鶏は平均100日飼育することで、鶏自体の味を引き出します。
広さ
1平米に10羽以下の、鶏が自由に走り回れる広さの平飼いで飼育しています。
床にはおがくずを敷き、快適な環境を保っています。
またこの広さは、地鶏の飼育条件と同じであり、アニマルウェルフェアの条件にも合致しています。
安心安全
国が義務付けるワクチン以外、成長促進のホルモン剤等は一切使用していません。
抗生物質も、体の弱いヒナの間の20日間のみで、出荷前の60日間は完全無投薬です。
自社加工
久米島には他に食肉加工場がないため、生産から加工まで自社工場で行います。
1羽1羽状態を確認し、健康状態や成長具合を確かめながら生産・加工しています。